マーク生地の色 |
マーク生地の色は、おおよそ下表のようになっています。赤・黄・緑・青などそれぞれ幅広いカラーがあり、微妙に明るさや濃さがことなっています。 なお生地の種類によっては対応していない色もありますので、色合いを優先するか素材感を優先するか考えていただく場合もあります。 |
Mレッド | レッド | スカーレット | 赤エンジ | 紫エンジ | マゼンタピンク |
ケイコーピンク | ピンク | ライトオレンジ | オレンジ | ディープオレンジ | ディープイエロー |
イエロー | ケイコーグリーン | ケリーグリーン | グリーン | ダークグリーン | Mグリーン |
エメラルドグリーン | ターコイズブルー | ミストブルー | Oブルー | サックス | Lブルー |
青 | Mブルー | 花紺 | Dブルー | ネイビー | 濃紺 |
バイオレット | パープル | 金茶 | オウカ | ブラウン | メタリック金 |
ホワイト | シルバーグレー | グレー | ダークグレー | ブラック | メタリック銀 |
マーク生地の素材 |
マーク生地の素材にはおおよそ次の7種類があります。 区別するポイントは3つあって、「光沢・輝きがあるかどうか」「生地目があるかどうか」「厚みがあるか薄いか」です。 | ||||||
メジャーツイル 細い生地目とやや光沢感あり。厚さはやや薄めだけれど、生地感はしっかり。アメリカのプロ野球で採用される生地に一番近いです。やや濃い・暗い・渋いカラーもそなえています。 |
ニット しかっりしていて、光沢はなく生地目もほとんどありません。素朴な感じが出ます。厚みがあるので2重3重マークにはあまり向いていません。 |
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クロス 生地目に装飾があり、光沢も一番です。「高級感」「輝き」「豪華」といった雰囲気です。どんな取付方法ともよく合い、最も使われる生地素材です。 |
ナイロン 起毛がある生地です。ボリュームと温かみが出ます。ニットと同様に、2重3重マークにはあまりおすすめできません。 |
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サテン(またはシルキー) 表面は滑らかで生地目はありません。光沢もあります。「ツヤ」「フラット」「鋼鉄」といった感じです。薄いので2重3重にしてもあまり気になりません。 |
メタリック ラメが付いた薄めの生地です。キラキラした輝きを表現できます。現在、金色と銀色のみがあります。 |
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フィット 生地目は控えめです。クロスとサテンの中間的な生地です。日本のプロ野球でよく使われる素材にもっとも近いです。 他の素材よりも対応カラーがおおいのも特長です。 |
マーク生地のQ&A |
「おすすめのマーク生地はどれですか?」 実際の制作傾向は、「クロス4:メジャーツイル2:サテン2:フィット1:その他1」ぐらいです。クロスが広く支持・評価をえているようですが、メジャーツイルが伸びています。 皆さんの選ぶときの基準は「輝き・光沢があるかどうか」が多いようです。もちろん好みの事柄なので、良し悪しではありません。 ちなみにスタッフの間の好みでは、「メジャーツイル4:クロス3:フィット2:その他1」ぐらいの人数です。 「光沢のあるマーク生地は?」 光沢のある生地としては、まずクロスをご検討してみてください。光をえた飾り生地目はすばらしい輝きです。 その次に光沢があるのはサテンです。こちらは静かな輝きです。 ラメ生地はクロスやサテン等とはちがいます。光沢というより輝きそのものです。 「マーク生地を実際に見れますか?」 マーク生地サンプルは、ご注文申込の際にその他の書類といっしょにお届けすることが可能です。その段階でお客様で選んでいただくようになっています。 「マーク生地の素材やカラーで金額は変わってきますか?」 マーク生地の素材やカラーのご選択そのもので、『ユニフォ』でのマーキング代は上下しません。たとえば、豪華そうなラメ生地を使っても、他の素材を使っても金額は変わりません。 (もちろん生地の種類によって原価はちがうのですが、すこしの差なのでマーク単価でちがいは出していません) |
銀ラメ生地のQ&A |
「銀ラメのマーク生地ってどうなんでしょう?」 メタリック素材(ラメ生地)は2000年秋頃に新しく登場しました。 銀ラメは、これまでのシルバーグレーとは一線を画す新しいカラーです。わりと落ち着いた輝きで、ギラギラとウルサイわけではありません。 時間がたつにつれて、お客様の方から「銀ラメ生地で」とご指定を受けることも出てきています。けれど、好みは激しいようです。 これまで表現することが難しかった「シアトルM」「星」などにはぴったり来ることも多いです。そうした場合はぜひ考慮に入れてみてください。 「マーク生地で銀ラメか白色か迷っているのですが?」 明るいところや遠くから見ると、銀ラメ生地はとても白色に似ています。そのため、どちらを選ぼうか迷う方も多いです。特に、一色マーク(白か銀ラメか)のときです。 判断のポイントしては、(1)はっきりさせたいなら白色、(2)チームのコンセプトが「星」「鉄」「プラチナ」等なら銀ラメ、といったところです。 「マーク生地で、銀ラメとはちがってあまり光らない銀色はありますか?」 マーク生地で照らない銀色ですと、「シルバーグレー」がふさわしいと思います。ただシルバーグレーはマーク生地の種類によって、かなり色合いが変わってきます。もっとも薄いカラーはサテン生地のシルバーグレー色です。濃くなるとグレー色になります。 「銀ラメと銀糸は似てますか?」 銀ラメと銀糸はたしかに似ています。けれど、銀糸の方がややおさえた輝きで、均一であるのも特徴です。銀ラメの方は所々に強めの輝きがあるというクセがあります。この辺りが好き嫌いの分かれ目のようです。 「銀ラメマーク生地の耐久度は?」 ラメ生地は薄手のマーク生地です。また、ややかたいのも特徴です。正直、他の素材よりも若干弱いとスタッフも感じています。 ですが、通常の使用範囲では他の生地同様の耐久度があります。スタッフもためしに、力いっぱい引っ張ったり、ゴシゴシ洗ってみたりしましたが、問題ありませんでした。ラメ飾りも表面に散りばめられているのではなく、生地そのものに織り込まれているのでハガレ落ちたりはしません。 またマーキングは仕上げの段階で、軽く圧着をかけるものです(縁取刺繍やチドリ掛けでも)。これでマーク生地がユニフォーム生地にぴったり貼りつきます。ですから強度も上がります。 |