縁取刺繍 昇華*チドリ掛け デジタルベースでのデザイン作成(右側は実際の仕上がり) コンピュータミシンによる刺繍 |
プロ球団で、圧着マーク(貼り付けるだけのマーク)を採用しているチームはほぼ皆無です。刺繍マーキング(マークをシャツに縫いつける)が基本です。 圧着マーク、その価格の安さはメリットです。 ですが問題は耐久性。近年、圧着技術が向上しているので、昔ほどはマークはがれが起きにくくなっています。けれどやはり数十回使用・洗濯していると、マークの端がめくれてきたり、ぼろぼろと剥がれてくることが無いとは言えません。 ハイレベルな試合を1年間で150試合ほど。もっとも多く・激しく野球ユニフォームを使用するプロ球団で、耐久性は大事な要素。マーキングは当然、耐久性に優れた刺繍マークになってきます。 ですが、耐久性の良さだけが、刺繍マーキング採用の理由ではありません。 圧着マークと刺繍マーキングでは、それを手にした時の存在感、見たときの威厳、それがちがいます。試合や練習にのぞむ時の精神の状態、それが貧しいものであってはプレイに影響してきます。誇りをもてる刺繍マーキングで、最高の精神状態で試合にのぞむ。それがそれこそが、プロ球団が刺繍マーキングを採用する本当の理由だと思います。 ■刺繍マーキングにもちがいあり 『ユニフォ』は刺繍マーキング専門です。圧着マークやプリントは原則お取り扱いしていません。 刺繍マークの種類には、豪華な仕上がりの「縁取刺繍」、渋い味わいの「チドリ掛け」、細かな部分に向いている「直刺繍」、グラデーション等の複雑な表現もできる「昇華」、そしてこれらを複合した「ワッペン」等があります。こららをうまく組み合わせて胸マークや背番号、帽子マークを仕上げてゆきます。 さらに、一口に刺繍マーキングといっても、実はちがいがあります。 『ユニフォ』はすべて「デジタル・デザイン作成」+「コンピュータミシンによる刺繍マーク」です。 グラフィックソフトで作成した胸マークやワッペンデザインが、ほぼそのまま実物のマークとなって仕上がってきます。 仕上がりも、従来の手振り式ミシン(人が手をそえてミシン刺繍する)とはちがいます。機械による刺繍では、直線はぶれがなく・曲線はなめらかに・角はきっちりと仕上がります。コンピュータミシンであれば、加工する人の技術に左右されることなく、安定して高レベルの刺繍ができます。人の手でなければ難しいと言われてきたチドリ掛けも、コンピュータミシンで刺繍します。 せっかくの野球ユニフォーム。刺繍マーキングは、本物志向の方におすすめです。 『ユニフォ』は自社マーク工房をもっています。 自社マーク工房をもっているのは「野球ユニフォームにとってマークが魅力あふれるところだ」と考えているからです。 カッコよさや威厳、そのチームらしさはマークの力が大きいものです。すばやく丁寧にデザインを検討して、それがそのまま綺麗なマークになったら、どんなに素晴らしいことか!と思っています。それで開業当初から設備をととのえ、技術を育てて来ました。 事務室のとなりでは、コンピュータでデザインを作成したり、ガタゴトとミシンで刺繍しています。技術スタッフのところへ、打ち合わせスタッフもすぐに相談へゆけます。 自社マーク工房でつちかった専門的な知識・技術を活かして、分かりやすいご案内・サポートをご提供いたします。 |