『ユニフォ』
ユニフォーム コート マーキング サイズ表 カタログ シミュレーション 問合・手続き 会社情報
 

はじめての野球ユニフォーム作り
〜スピリットをかたちにする〜

パンツ編



2009年9月17日(木曜日)
「残るはスキニー、ハーフ」

 
最近はパンツの種類がずいぶん増えて、現在では7種類ほどあります。世間一般のズボンと比べて、あと無いのはスキニータイプとハーフタイプぐらいでしょうか。しかし、どちらも野球ユニフォームのパンツとしては少々不似合いです。もうこれ以上、野球パンツの種類は増えないかもしれません。
 
 

2009年7月22日(水曜日)
「足元はスリムに」

 
最近、野球パンツでは、丈の短いハイカットの人気が高くなってきています。機能的な理由よりも、このスタイルがカッコイイという一種の流行である面が大きいようです。しかしやはり、ハイカットタイプは走ることに関しては機能的に有利です。丈が短い分だけ軽量になり、裾がひらひらしておらず、走りやすさアップにつながります(陸上の短距離走選手が、短パンを履くのが当たり前であることにも通じる原理です)。
ストレートパンツやルーズパンツは裾が長くだぶついている分、若干とはいえ重さが増しますし、裾の生地が引っかかり合う可能性が高くなります。一部の大会・リーグで、ストレートパンツ等が禁止されている理由がここにあります。
 
 

2009年6月29日(月曜日)
「パッド加工の表・裏」

 
パンツにはパッド加工をほどこすことができます。メーカによっては、その補強パッドを、パンツの表・裏のどちらに付けるか選ぶことができます。プロ選手ではわりと裏付けにすることが多いようです。裏付けにすると、ぱっと見では、パッドを付けてないようにも見えるからです。
実用面では、パッドを表側に付けた方がよいかもしれません。いくらパッドを付けても、激しいスライディング等を繰り返せば、痛んだり破れてしまいます。パッドが表側に付いていれば、パッドを交換するだけで済みます。
 
 

2008年10月31日(金曜日)
「細身になったパンツシルエット」

 
パンツは最近、細身のシルエットが流行のひとつです。日本人野手のメジャーリーガがどんどん増えていますが、プロ選手のなかでもとりわけ筋肉質でスタイリッシュな選手が多いように観察されます。日本プロ野球界でもいわゆるスラッガ・強打者よりも走・攻・守バランスのとれたスマートな選手がスポットをあびることが増えたように思います(実際に近くで見るとプロ選手は誰も彼もびっくりするほどたくましいですが)。彼らのパンツの履きこなしを見ると、そのパツパツ感をカッコイイと感じる方も多いと思います。そんな影響・流行のきざしが2003年ごろからあらわれてきていて、すでにパンツ・シルエットの設計を細身に変更しているメーカもあります。
 
 

2008年8月5日(火曜日)
「パンツ価格」

 
パンツの価格は、おおむね次の順で安いです。(1)練習用パンツ→(2)ホワイトまたはグレーの無地パンツ→(3)無地パンツにライン加工を付けたもの→(4)ストライプパンツ→(5)切替パーツの入った特殊なパンツ、別寸パンツ。
練習用パンツはあくまでも練習用ですから除外するとして、もし価格をおさえたい場合は、無地のパンツがよいとなります。ライン加工を付けても+\500程度ですので差はありませんが。
ストライプや特殊なパンツになると、+1,000〜2,000円は金額アップになってきます。
 
 

2008年6月18日(水曜日)
「足掛けゴムの内掛け・外掛け」

 
ストレートパンツの足掛けゴムは、スパイクの外側に掛けるタイプと内側に掛けるタイプの2種類あります。プロ球団では外側に掛けるのが多いようです。
外側に掛ける方が危ないという議論もありますが(それ以前にスパイクの歯の方が危ない)、まあ汚れるということだけは確かですね。通常はブラック色ですが、メーカによってはブルー色やレッド色にもできるので、デザイン上のアクセントにできたりもします。
外掛けと内掛けのちがいがどうして生まれるかというと、ゴムの長さ・伸縮性にもよりますが、足掛けゴムがパンツ裾のどの位置に取り付けられているかによります。裾・くるぶしに近い所に取付けられていると、構造的に足掛けゴムをスパイクの中に入れることができません。ふくはらぎの中間(かやや下)に取付けてあると、スパイクの縁に邪魔されずソックスに引っ掛けられます。
 
 

2008年4月18日(金曜日)
「パンツのパッド加工」

 
野球ユニフォームのパンツには、ヒザやヒップにパッド加工をほどこすことができます。スライディングでの衝撃を和らげ、またパンツの寿命を多少長くしてくれます。
1箇所につき1,500〜2,000円ほどかかりますので、決して安いとは言えません。
ひとつ裏技があります。学生用やジュニア用の練習向けパンツで、両ひざパッド付きのパンツが定番品にラインナップされています。裾種類はレギュラー限定で、練習向けなので素材や作りが多少落ちますが、パッド付きのわりにはとてもお買い得だと思います。試合用パンツと比べて3分の2ぐらいの価格設定であることが多いです。草野球のゲーム用パンツとしても十分使えると思います。
 
 

2008年3月18日(火曜日)
「パンツ種類の比率」

 
裾で区別したパンツの種類は現在、4種類あります。「ロング」「レギュラー」「ルーズ(アメリカンロングとも呼ぶ)」「ストレート」です。
その割合の変遷を見ると(数値は概算)、2002年頃まではロング95%:レギュラー5%でした。
2003年頃からルーズやストレートを各メーカが特注で対応を始めましたので、ロング75%:レギュラー5%:ルーズ10%:ストレート10%と変化の兆しが見え始めました。テレビでメジャーリーグが放映されるようになり、また日本プロ選手の着用も増えた影響で、ルーズやストレートが本格的に流行り始めました。
2005年頃まではアメリカン・スタイルが勢いを伸ばし、ロング45%:レギュラー5%:ルーズ30%:ストレート20%と変わりました。
2006年3月にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催され、そこでレギュラーパンツの見直しがありました。またストレートパンツ禁止が一部大会で強化されましたが、スタイルのかっこ良さから人気は微増しています。
2008年現在では、おおむねロング30%:レギュラー15%:ルーズ30%:ストレート25%となっています。
 
 

2008年2月22日(金曜日)
「レギュラーパンツとハイカットパンツ」

 
レギュラーパンツはここ3〜4年で人気が復活してきました。一時はダサイ時代遅れのスタイルという見方をされたこともあったようですが、有名なメジャーリーガが使いはじめてから、多くのプロ選手・草野球選手でも見直されたようです。今では1チームに1〜2選手がレギュラーパンツだと思います。
ふくらはぎ・ストッキングを大胆に見せるスタイルですが、速さを感じさせるというよりは、クラシックな雰囲気、玄人らしい装いの方が魅力かなと思います。もしチーム全員がレギュラーパンツだったら、なにかものすごい威圧感が生まれるかもしれません(笑)。
レギュラーパンツは裾を10cmほどまくってこのスタイルにしますが、裾をまくらなくても履けばそのままふくらはぎの見えるモデルがハイカットパンツです。レギュラーパンツに比べて12cmほど短い設定です。
レギュラーパンツとハイカットパンツはおおむね裾の長さが違うだけですが、履いた時のちがいもあります。ハイカットパンツの方が裾をまくらないので、よりぴっちり細身のシルエットになります。レギュラーパンツのメリットとしては裾を折り返す位置を自分で決められる点です。
 
 

2008年1月10日(木曜日)
「パンツのメーカロゴマーク」

 
草野球向けパンツの前面右腰には、小さなメーカロゴマークが付いていることが多いです。
ユーザ様からこれを外して欲しいというお願いを時々うかがいます。(メーカおよび販売店としては取外しいたしません。どうしてもの場合は、わりと簡単にかつ綺麗に取れるので、ユーザ様ご自身で行っていただいています。)
メーカとしてはどのメーカのものか主張したい。ユーザとしてはそんなものは不要だ。いやいや、ブランドにこだわりがある等々。それぞれに一理あると思います。
しかし、パンツの機能もデザインも、そんなメーカロゴマークで決まる訳ではありません。不要だというユーザ様の声が高まるようであれば、無くしてしまってもよいのでは、と思います。良いパンツを提供すること(ロゴマークが付かないのも良さのひとつ)、それが一番の宣伝であるように思います。
 
 

2007年12月14日(金曜日)
「ストレートパンツの言い分」

 
メジャーリーグの影響もあって、日本にもストレートパンツが広がり、もうすっかり定着しました。メーカ各社も既製品をラインナップしています(ほんの3年ほど前までは特注・別注でしか対応できませんでした)。
しかし2007年から一部の大会で、ストレートパンツが禁止されました。禁止のおもな理由は「裾が長くて引っかかりやすく危ないから」というものです。
しかし、どうも納得できないというユーザ様も少なくありません。ストレートパンツが禁止された本当の要因は「カッコつけのためのパンツなどけしからん!」という心理があるのではないか、という声もちらほら聞こえてきます。「ふくらはぎ丸出しのレギュラーパンツの方がよっぽど危ないじゃないか!」という叫びもあります(笑)。
ストレートパンツの機能的な利点としては、スパイクの中に土・砂が入りにくいことです。

 
 
トップページ   >   製品   >   野球ユニフォーム   >   はじめての野球ユニフォーム作り   >   パンツ編



販売条件やご注意点
Copyright (C) 2001-2011 unifo corporation All rights reserved