2009年11月17日(火曜日) 「チーム予算、個人予算」 会社のチームでは、会社からの補助が出ることがあります。予算10万円とか20万円、30万円といった具合です。しかしチームのメンバー数によって、一人当たりに使える金額は変わってきてしまいます。補助金の額を軸としてしまうと、メンバー数が1〜2人増減しても、数千円ちがってくる場合があります。 補助金は補助金。もし、全く補助金がなく、自分たちで全額払うことになった場合、いくらまで出せるか。それも考えた方がよいです。その方が会社の予算にふりまわされず、しっかりとした軸がひとつできます。 2009年6月25日(木曜日) 「会社のロゴマーク、小さく」 企業のロゴマークというのは完成されたデザインです。そのままユニフォームのマークに採用しても映えます。とりわけ文字ではない狭い意味でのロゴマークというのは色々な使い道があります。胸マークもそうですが、帽子マークやワッペンにも採用できます。さらに小さくすると、右胸上部や左胸上部、あるいは後ろ首元、パンツの腰部分、リストバンドなどにも入れられます。会社のロゴマークは、大きく目立たせたいというのが一般的な心理かもしれませんが、ユニフォームにちょこんと入っているだけでも、完成された独特のデザインですから十分に目をひきます。 2009年6月11日(木曜日) 「たしかに会社チームが減っている」 ここ2年近く日本は(世界的にも)不況だと言われています。野球ユニフォーム作りでも、たしかに会社チームのご注文・制作が減っているように観察されます。有名な社会人チームも休部・廃部といったニュースもありました。もともと会社チームというのはここ十数年、減少傾向にあったわけですが、それにいっそう拍車がかかったと言えそうです。また休部・廃部にならなくても、会社からの補助金が削られたり無くなったりもしているようです。こうした出来事はきっと「わざわざ会社で野球チームを作ることはないじゃないか」といった苦い経験となってしまうような気がします。これを良い経験とするばらば、今後は、たとえ会社の後ろ盾がなくても(一定期間は)チームを存続させる、その決意と準備をあらかじめ持っていることが必要だと言えます。 2008年8月28日(木曜日) 「会社ロゴマークは横広い」 多くの会社のロゴマークは、横に広いです。比率にすると横4:縦1、あるいは横5:縦1ぐらいです。野球の一般的な胸マークは横3:縦1ぐらいの比率ですので、会社ロゴマークは野球ユニフォーム上ではやや小さく見える傾向があります。 ロゴマークですから、縦横の比率は変えるわけにはいかないと思います。会社ロゴマークに野球の胸マークらしい存在感を持たせたいとした場合、以下のような方法があります。 (1)胸番号を付けない: 胸番号は高さ8cm程ですが、これは通常の野球マークを前提とした設計になっています。会社ロゴの場合は、胸番号の方が目立ってしまう場合があります。胸番号無しの方が、ロゴマークだけをすっきり見せることができます。 (2)小さめの胸番号を付ける: 高さ6cm程の小さめ胸番号を付けると、相対的な大きさのちがいから、胸マークが際立つ場合があります。ただし胸マークと胸番号の両方が小さいので、全体の印象が小さくなり過ぎる場合もあるので注意です。 (3)文字を付け加える: たとえば「BASEBALL_TEAM」「SINCE_2001」といった付属的な文字を、胸マークのむかって左上や右下に付け加えると、胸マーク全体にボリューム感が出ます。 (4)シンボルを付け加える: バットやチームシンボル等を、ロゴマークの周辺に配置したり交差させてみると、胸マークの面積が広くなります。 2008年6月30日(月曜日) 「会社チームという縛り」 会社が母体となっているチーム様は、カラーやロゴマークあるいは予算等に条件・制限があることが多いです。これは悪く言えば「縛り」があるということですが、良く言えば「軸」がしっかりしているということです。すべてを自分たちの自由に決められませんが、軸がしっかりしている程、良いユニフォームに仕上がる傾向があるのも事実です。 2008年6月9日(月曜日) 「会社チームは長くつづく!?」 会社の野球チームというのは長く存続するように観察されます。毎年1名以上、少なくとも2年に1名以上の追加メンバー=追加ご注文が出てきているからです。 変な想像ですが、会社チームが無くなる原因は、(1)会社そのものが無くなる、(2)チームがなにか問題を起こして廃部となる、(3)転勤や自己都合でチームを脱退する者が多く、新たにチームに入団する者がいない、の3つのうちどれだと思います。原因(1)(2)は、かなり少ない確率だと言えますので、(3)についてのみ検討します。 そもそも野球チームを持つような会社(あるいは事業所等)は、従業員人数が50名以上だと思います。従業員数10名で野球部設立というのは、ほぼ全員が野球経験者となりますから、ちょっと考えられません。やはりチームの母体となる会社規模としては50名以上必要だと思います。会社がこの規模になりますと毎年1〜3名ほど新入社員を定期的に採用すると思います。その1〜3名のうち野球経験者がどれくらいいるかと言うと、必ず1人はいるのではないかと思います。学生時代を思い出してみると、とくに男子学生のうち3〜5人に1人は野球部だったと思います。少なくとも2年に1回は野球経験者が入社すると思います。その新入社員を口説きおとせば新メンバーの誕生です。もちろん野球経験者でなくてもタイミング良ければチームに入ってくれる社員もいるはずです。また、転勤や自己都合でチームやめてゆく場合も、一気に3〜5人抜けてしまうというのは稀ではないでしょうか。 2008年6月4日(水曜日) 「会社ロゴと帽子」 企業・会社のチーム様で、ユニフォームに対する予算・補助費が出ることがあります。そういった時には、胸マークか袖マークに会社ロゴを入れる場合が多いです。プロ球団でもそうしたケースが多いです。 もうひとつ、帽子マークに会社ロゴを入れるのも一手だと思います。たとえば「会社名○○・サンダース」というチームがあった場合、やはり胸マーク文字には「サンダース」と入れたいのが人情だと思います。袖や帽子マークに「サンダース」と入ても、「じゃあ何のためにサンダースって付いてるの?」というのは極普通の感覚だと思います。ユニフォーム予算が会社から出ていて、広告宣伝等の効果をねらったものだとしても、そこはやっぱり「サンダース」を優先すべきかなと思います。(チーム名が「会社名+野球部」だけですと、胸マークは必然的に会社名になってしまいますが)(また技術面・デザイン面から、必ずしも会社ロゴが胸マークに適しているとは限りません) それから、帽子マーク=会社ロゴとすると、帽子単独で野球以外の別のイベントで使うことができたりもします。たとえば記念行事や忘年会、社員旅行の余興時などです。もちろん、かちかちのビジネス・ツールではなく、場を盛り上げようという小道具としてです。 反対に、帽子マークには会社ロゴを入れたくないという場合もあります。キャップはカジュアルに仕上げて、球場への移動時、ちょっとした外出やトレーニングの時にもかぶりたい。そういうケースも少なからずあったりします。 2008年3月4日(火曜日) 「コーポレイトカラーとチームカラー」 野球チームの中には、企業や各種団体が基盤となっているものがあります。企業や各種団体の多くにはコーポレイトカラー(企業カラー、団体カラー)があります。 コーポレイトカラーをチームカラーにすることが多いですが、必ずしも同じにする必要はありません。プロ球団でもわずかですが、そうしたチームが存在します。 たとえば株式会社ジパングという企業があり、そのコーポレイトカラーはレッド色だとします。その会社が野球チームを設けることになり、ジパング・オールスターズを立ち上げました。選手たちの希望では、オールスターにちなんで、ブラック*ゴールド色をユニフォームに採用したいとします。さてチームカラーは、ユニフォームのデザインは、どうすべきでしょうか? どうすべきかの正解はありません。メインのチームカラーをレッド色としサブチームカラーをブラック*ゴールド色とするもよし、メインカラーをブラック色としサブカラーをレッド*ゴールド色とするのもよし。ただひとつ注意すべき点があるとすれば、胸マークの文字色です。ここをレッド色にするかブラック色にするかで比重が変わってきます。 |