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はじめての野球ユニフォーム作り
〜スピリットをかたちにする〜

2012年1〜12月



2012年12月27日(木曜日)
「3色目はイエロー系」

 
チームカラーを考える時に、2色パターンというのは簡単に思いつきます。たとえば、ブラック*イエローとか、ネイビー*レッドとかです。
ところが3色パターンとなると難しい。3色目に(あるいは2色目に)ホワイトやグレー、ブラックを入れて3色とするのは簡単ですが、それをのぞくと難しい。国旗は3色を使用していることがありますが、それらもブラック、ホワイトがまじっていることが多いです。純粋に有色で3色となると難しい。なんでもありの3色ではなく、人が見るデザインとして美しいかどうか、とりわけ野球ユニフォームの配色パターンとして使えるかどうかの3色パターンとなると、難しい。
ネイビー*レッド*イエロー。ブラック*レッド*イエロー。これが比較的ありうるパターンです。すこし変えても、ネイビー*レッド*ゴールド。他には、と聞かれると、すぐには思いつかない人が多いのではないでしょうか。
限りない色の組み合わせがあるので予測ですが、3色目になれるのは(あるいは2色目として必須なのは)イエロー系だけです。このイエロー系には広く言えば、黄土色からライムグリーンまで含めてもよいでしょう。
赤黄青緑と大きく4つの色に分けたときに、このうち3つを選ぶパターンには黄が入ってこないといけません。
赤青緑の組み合わせもありといえばありですが、青と緑のコントラストが低い(区別がはきりしづらい)です。あるいは、赤が緑とぶつかりすぎます。青もその間に立つことなく、赤と相反するところがあります。青か緑の代わりにイエローが入ると、赤との中和に役立ってくれ、青と緑との相性がよくかつコントラストがあります。
青系2つ+緑系1つといった組み合わせもありと言えばありですが、どうもわざわざ3色にする意味合いが乏しく、見方によっては単に青+緑の2色パターンとも言えます。ここに白・黒・グレー以外の3色を付け足すとなると、イエロー系しかありません。
 
 

2012年11月28日(水曜日)
「コートは洗濯できるか」

 
コートも使っていれば汚れてくるもの。衣類の一種なので、洗濯(水洗い)できなくはないです。品質表示タグに洗濯方法の注意が記載されているので、それに従えば基本的には洗濯できます。
なお、洗濯の有無にかかわらず、表地の防水・撥水コーティングは年々弱くなってしまいます。適度に防水スプレーを利用するのもいいでしょう。
 
 

2012年10月31日(水曜日)
「パンツカラーが第3色」

 
服装のポイントは、使う色を3色以内におさめることだと言われます。4色以上にふえると、ばらつき感が増えてきてしまいます。きりっとした印象になりにくい。
野球ユニフォームにとっては、シャツや帽子、そのマークでたいてい1〜3色使います。ところがパンツは、ホワイトまたはグレーがベース。こちらも1色とカウントすると、ユニフォーム全体で最大4色使うことになります。
もしパンツを予め第3のカラーとしてカウントしておくと、シャツや帽子(あるいはアンダーシャツ等)で使えるカラーはあと2色だけになります。あるいは、その2色+パンツの色(ホワイトまたはグレー)となります。
 
 

2012年9月28日(金曜日)
「練習用帽子とは」

 
練習用の帽子というものがあります。これは、素材がやや薄くなったり、展開カラーが少なかったり(たいてい黒・紺・白だけ)、サイズアジャスターが廉価物だったりします。試合用の帽子と比べると1,000円前後安くなりますが、やはりそれなりというものにはなってきます。
帽子は、意外と汗を吸ったり、あるいは洗濯する人がいるものです。最初にちょっと費用がかかりますが、試合用帽子をしっかりそろえる方が無難です。
 
 

2012年8月24日(水曜日)
「片胸マークは見えない!?」

 
片胸マークは、試合中では意外と隠れてしまうことが少なくないです。右利きの人は、左手にグラヴ。それがプレイ中、いろいろな動作をする中で、片胸マークを隠すようになります。打撃でもそう。バットを構えて待っているときは、ヒジ辺りで片胸マークを覆ってしまいます。
片胸マークは価格が安いのが魅力ですが、試合中はちょっと寂しいのも事実です。むろん両胸マークになっても、半分は隠れ気味になってしまうのですが、それでもマークが付いているなという印象はしっかりです。
 
 

2012年7月31日(火曜日)
「とにかくユニフォームを新しくしたい」

 
自分個人としては、とにかくユニフォームを新しくしたいが、他のメンバーは渋っている時、どうしたらいいでしょうか。
渋る理由の一番は、やはり金額です。とにかく徹底して金額をおさえた提案をメンバーには見せましょう。ユニフォーム全部を新調するのではなく、使える物は使い続ける。必要なシャツや帽子だけ作り替える。
第二の理由は、面倒さです。新しいユニフォームを考えるのは楽しいものですが、そう感じるのは極一部の人だけかもしれません。みんなの手間を省くために、具体的な見積とデザインでしっかりした案を2〜5つ提案しましょう。
どうしても作りたいデザインがあって、そのためには金額が張る場合はどうしたらいいでしょうか。これは長期的に考えるしかないです。3年先5年先に作り替えるという話の道筋だけでも付けられれば御の字。今すぐというのはなかなか難しいと半ば諦め、半ば覚悟が必要です。
そして大事なポイントは、ユニフォームを作り替えると、チームにどういう変化が生まれてくるのか。それをメンバーみんなに想像させることです。活動がマンネリ化していませんか。最近、戦績が不調ではありませんか。時代遅れのデザインで、自信がもてなくありませんか。そういった視点をメンバーにも少し想像してもらうことです。
 
 

2012年6月26日(火曜日)
「前開きシャツと2ボタンシャツ」

 
前開きシャツ(フルオープンシャツ)と2ボタンシャツ、それぞれどのような特徴があるでしょうか?
前開きシャツは、やはり試合用シャツ、本格シャツという雰囲気が出ます。見た目は大事です。ボタンを開け閉めするのが面倒だという方もいらっしゃるかもしれません。
極一部のメーカ・製品ですが、見た目は前開きシャツのように見えるけれど、実際にはそうではないというシャツもあります。上側2〜3つのボタンのみ開閉でき、残りのボタンはダミーボタンです。着脱が容易で、ヘッドスライディングをしてもシャツ内に土砂が入りにくいです。プロ球団ではわりと採用しているチームが多いです。
2ボタンシャツは、かぶって着るので着脱は容易。ただし、両胸マークを取り付ける時には注意。ボタン周りが特殊な縫い合わせ方になっているので、それを避けるように両胸マークを取付けなければなりません。マーク書体や綴りによっては、両胸マークの位置が下がりがちになります。縫製の手間暇としては、2ボタンの方が楽なので、前開きシャツと比べると金額が500〜1,000円程度安く設定されています。
Vネックになると、両胸マークの位置を気にする必要がなくなってきます。値段も2ボタンと同じくらいか、すこし安くなります。2ボタンシャツを選ぶならば、思い切ってVネックシャツというのもありかもしれません。
「シャツとしての雰囲気(試合/練習)」「着脱の容易さ、土砂の入りづらさ」「両胸マークの場合の取付位置」「値段の差」の4点がポイントです。
 
 

2012年5月22日(火曜日)
「背ネームのつづり」

 
背ネームのつづりは、姓にするのが一般的です。たとえば「田中太郎」なら「TANAKA」とするのが一般的です。チーム内に同じ姓の選手がいる場合には、名の頭文字を加えて「T.TANAKA」とすることもあります。今現在は、同じ姓の選手がいなくても「田中」「鈴木」「中村」などのよくある姓の場合には、予防線的に初めから「T.TANAKA」としておくのもありだと思います(背ネームの付け直しができませんし)。
大会・リーグによっては、ニックネーム等での登録が禁止されています。「TAROU」としたり「TAROU.T」としたり「TAROSAN」「TAROCCHI」としたりすると、出場資格にかかわります。私的なチーム同士の試合でしたら問題ないのですが、おおきな大会・リーグにご参加予定の場合は事前にチェックが必要です。
 
 

2012年4月25日(水曜日)
「ウェア生地の厚み」

 
ウェアの生地は厚い方がよいか、薄い方がよいか。答えは適度な厚さがよい、となります。厚みがあると、耐久性が増しますが、重さや固さにつながっていまします。薄いと、軽く伸びもよくなりますが、摩擦に弱く透けやすくなってしまいます。
シャツでは厚いより薄い方が、機能的に良い面が出てきますが、パンツではやはり適度な厚さが必要です。
 
 

2012年3月30日(金曜日)
「工場は別々」

 
ウェアそれぞれ(シャツ、パンツ、キャップ、アンダーシャツ、ベルト、ソックス)を作る工場は、別々であることが多いです。マーク加工もまた別の工場であることがほとんどです。それぞれ必要とされる道具・機械・技術・素材が異なるからです。
工場が別々であることによって、ユーザに生じるデメリットとしては、(1)工場を行き来して製造されるアイテムは即日製造・出荷はできない、(2)用いる素材が別々であることがあり、カラー選択肢が限られてくる、といった点です。特にシャツとキャップでは、採用できる素材にちがいがあることもあるので、注意が必要です。
 
 

2012年2月29日(水曜日)
「あと一工夫はマークで」

 
あと一工夫を加えるだけで、グッとそのチームらしさが出てきます。ウェア本体にそれをしようとすると、特注・別注になってしまうので金額が高くなりますが、マークならばたとえ一工夫加えたところで変わらないことも多いです。なぜならば、マークはそのチーム用のものであって、そもそも特注の性格をもっているからです。
意外と簡単に一工夫できる、愛着がわいてくるポイントとしては「帽子マーク」「ワッペン」です。ちょっとした絵柄、チームシンボルが入れやすいですね。
背ネームは残念ながら、個々の選手のこだわりであって、チームのこだわりとはなりにくいです。
 
 

2012年1月27日(金曜日)
「力強さ、シャープ感、シンプル」

 
デザインの方向性にはいろいろありますが、もし野球ユニフォームのデザインにとって大事な3つを挙げるとなったら、力強さ、シャープ感、シンプルではないかと思います。
力強さは線を太くすることや直線的であることで表現でき、シャープ感はその逆に線の細さや滑らかさで増してきます。この2つと対局にあるのがシンプルで、単純で装飾が少ないほど良さが出てきます。
 
 

2012年1月26日(木曜日)
「曲線だけでも、直線だけでも」

 
シャツ型でもマーク書体でも言えることとして、そのデザインが曲線だけで形成されていても、直線だけで形成されていても、面白み・深みが薄らぐ傾向にあります。
曲線が主体だけれど、所々に直線があると、ふにゃふにゃ感がおさえられ、スタイリッシュ感が出てきます。直線が主体だけれど、所々に曲線があると、稚拙感がおさえられて、洗練さが増してきます。
もちろん計算され尽くした曲線だけ、あるいは直線だけのデザインもまた素敵です。
 
 

2012年1月25日(水曜日)
「シャツはいかに逆三角形か」

 
男性向けのシャツ・デザインをかっこよく見せるには、逆三角形を意識することです。怒り肩で、胸が張っていて、胴がくびれている。そういう風に見えるシルエットやパーツ構成が大事です。

 
 
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