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はじめての野球ユニフォーム作り
〜スピリットをかたちにする〜

2009年2月



2009年2月27日(金曜日)
「スカイブルーとアイボリィ」

 
単色シャツの定番カラーにラインナップされているのに、なぜかほとんどご注文・需要がないのは、スカイブルー色とアイボリィ色です。少年野球チームでは需要がなくはないのですが、草野球ではまったくといっていいほど無いです。もし他のチームにはないカラーでユニフォームを作りたいと思ったら、まずスカイブルー色とアイボリィ色を基調にするとよいです。
 
 

2009年2月26日(木曜日)
「3月20日が目処」

 
毎年のことですが、3月下旬に多くのチームがシーズン開幕をむかえます。とくに3月20日前後の日曜日。ここは集中します。あと3週間ほど。わくわくどきどきしてきた方も少なくないと思います。
受注・生産する側としては、今がピークの始まりと言えます。今すぐ申し込んでいただき、3月20日前に納品できるかどうかという混み具合になってきています。
 
 

2009年2月25日(水曜日)
「ダミーボタン・シャツ」

 
ダミーボタンと呼ばれるシャツが存在します。見た目は極普通のフルオープンシャツ(前開きシャツ)のようですが、実際には上から3つほどのボタンしか開閉せず、かぶって着るタイプのシャツです。スーパープルオ−ヴァ・シャツと呼ばれたりもしています。プロ球団のいくつかもこのシャツのスタイルです。
ダミーボタンの利点は、まず見た目がフルオープンであり、野球らしいデザインだということです。次に、実際の機能としては2ボタンシャツ(プルオーヴァシャツ)とほとんど同じものを得られるということです。2ボタンのシャツの利点としては主に、ヘッドスライディングした時に泥が入りにくい、隙間風が入りにくい、かぶって着る着易さがあります。
 
 

2009年2月24日(火曜日)
「あせた色」

 
たとえばイエローが色あせると、黄土色になります。色があせるということは、古くなる、衰えるという印象があるのも事実です。しかし同時に、深みや威厳、渋さが増すといったプラスの方向にもふれてきます。
野球ユニフォーム作りでは近年、いわゆる定番カラーの他にも、さまざまなカラーが極普通に使われるようになりました(全体の割合で見てしまうと少ないですが)。それらを見てみると、意外にもこの褪せた色が多いのです。対して、パステルカラーやヴィヴィッドなカラーは少ないと観察されます。
 
 

2009年2月23日(月曜日)
「パーツから柄へ」

 
シャツのデザインは今、パーツから柄へという変化が起きています。どういうことかと言うと、これまでは、たとえば本体*肩*袖といった具合に3つのパーツに分かれ、それぞれで色を選ぶことができました。しかし、逆に言うと、パーツをまたがるような色分けはできなかったということです。また、シャツ生地にラインナップされていないカラーは採用できませんでした。
最近では、いわゆる「昇華」という技術が発展しています。染色の一種で、自由度が高く、さまざまなカラーに対応できます。これをシャツにも応用すると、たとえばグラデーション・シャツや、模様(迷彩柄、花柄など)付きシャツにも対応できるようになるのです。つまり、シャツの部分毎に色を選ぶというのではなく、シャツにどのような模様を付けるか、という発想の転換が起こるのです。野球ユニフォームにとってはちょっと革命的なことかもしれません(一般のウェアでは極々自然なことですが)。
 
 

2009年2月20日(金曜日)
「アクセサリィに定番カラー」

 
アンダーシャツ・ベルト・ストッキングには、いわゆる定番カラーであるブラック・ネイビー・レッド・ブルーを採用しておくと、後々便利なことも多いです。
というのは、商品のカラー・ラインナップは、まずこの定番カラーで構成され、それ以外のカラーは特注・別注となってしまうことがあるからです。
たとえば、チームカラーがグリーン色のチームが、アンダーシャツ等をグリーン色にしたとします。そうすることは極々自然です。しかし、このチームがコートを作ろうとすると、ほとんどのメーカのほとんどの型番でグリーン色というのはラインナップされていません。そうなると、コート本体色=グリーンとするためには特注・別注で進める必要が出てきます(予算や納期に余裕があれば問題ありませんが)。もし、このチームがアンダーシャツ等でブラック色やネイビー色を採用していたとすると、コート本体色でブラックまたはネイビーを採用することは自然な流れとなってきます。
予算や納期によってチームカラーが制限されたりすることはあまり良いこととは言えませんが、チームのサブカラーに定番カラーを入れておくと融通が利く場面が出てきます。
 
 

2009年2月19日(木曜日)
「来年まで貯めておく」

 
予算とデザイン・仕様がかみあわなかったら、おもいきって今年は作らずに、来年にするというのも一手です。たとえば今年、メンバーみんなの都合で一人あたり10,000円しか予算がつけられないとします。10,000円で購入できるものですと、だいぶ限られてきます。しかしその10,000円をちゃんと貯めこんでおけば(ここが難しいかもしれませんが・笑)、来年はもうすこし予算をかけられ、より満足のゆく野球ユニフォームを作れると思います。
あるいは逆算して、たとえば5年に1回は必ずユニフォームを作り替えると決めておくのもよいかもしれません。今年は買替えの年だということでメンバーみんなも納得するでしょうし、前もって費用を積み立てておくこともできます(几帳面なチーム様ですとこのようにしておられます)。
 
 

2009年2月18日(水曜日)
「シンプルなシャツは安い」

 
単色のシャツは、それ以外のシャツと比べていくらか安いです。金額にして1,000円以上、メーカや比べる型番によっては5,000円近くちがってきます。おおむね、単色シャツの価格を1.0とすると、切替シャツ・コンビネーションシャツが1.2、特注・別注シャツが1.5以上となります。予算が限られているチームにとって、単色シャツは第一の選択肢となってきます。
単色シャツにライン加工を付けると、+500円前後かかります。あと+1,000円ほどすれば、切替シャツにできる場合もあって、それならば切替シャツの方がよいと思えるケースも出てきます。
ストライプシャツは、単色シャツと比べて、同じか気持ち高い価格設定になっていることが多いです(ストライプパンツになると価格差が大きい)。
 
 

2009年2月17日(火曜日)
「ありきたりでないテーマ」

 
野球ユニフォーム作りでは、なにか変わったテーマを持ってみることも良いかもしれません。単に、カッコイイものを作ろうとか、できるだけ安くしようとか考えても、話し合いの中では面白みに欠ける場合が出てきます。たとえば、今回のユニフォーム作りでは「周辺地域で見たことないチームカラーにする」とか「新しく動物マスコットを入れる」とか「パンツをストライプに変える」など、今までのデザインとは何か大きく変えるような提案(あくまで提案)が突破口になるかもしれません。チームの伝統はもちろん大事ですが、伝統にはつねに新しい力も必要です。
 
 

2009年2月16日(月曜日)
「素材による色のちがい」

 
同じメーカ内であっても、素材によって色合いというのは若干変わってきます。もちろんメーカとしては色を統一させるようにしていますが、素材がちがうと発色・光沢等がちがってきてしまうため、どうしてもまったく同じ色にはならないことがほとんどです。とくに違いが大きいのは、帽子素材のナイロンメッシュです。野球ユニフォームの素材のほとんどは現在ポリエステルを主体としていますが、ナイロンメッシュだけは名前のとおりナイロンとなっているからです。
 
 

2009年2月13日(金曜日)
「オールドスタイルの波と広がり」

 
最近、プロ野球の復刻ユニフォームの影響があって、オールドスタイルのデザインの人気が上昇しています。シンプルなシャツ、パンツに、付けてもライン加工だけ。マークもいたってシンプル。切替シャツ・コンビネーションシャツに追われつつあった、ベーシックなデザインが新たな軸をもって復活してきたと見ることもできます。
このスタイルのポイントは、ライン加工とマーキングです。それでいかようにもデザインの方向性が変わってきます。ここ数年は、どれだけユニークな切替シャツを作れるかということに注目が集まってきましたが、ライン加工とマーキングを工夫するだけでも、ユニフォームのヴァリエーションは広がるのだということに気づく人が多くなってくれると幸いです。
さらにもう一段進むと今度は、切替シャツにおいても、ライン加工やマーキングを工夫すれば、また新しいスタイルを生み出せるということになります。
 
 

2009年2月12日(木曜日)
「風合いvs生地目・表面感」

 
風合いあるいは質感というのは、物のもつ性質や特徴が表にあらわれたもの全てと言えます。単なる生地目や表面感ともちがいます。その物が固いのか柔らかいのか、厚みがあるのか薄いのか、伸縮性があるのかないのか、丈夫そうなのかそうでもないか、肌に触れた時にどういった感じなのか、そういったものすべてが渾然一体となったものを風合いと呼べます。ウェア生地やマーク素材などを見るとき、客観的なポイント・ポイントで見るだけでなく、全体的な印象も大切にすると、それで十分個々の性質を把握し判断していることも少なくありません。
 
 

2009年2月10日(火曜日)
「意外性のトリコロール」

 
野球ユニフォームでは、3つの色を使ってデザインを組み立てる場合が多いです。たとえばブラック*ホワイト*レッドという具合です。しかし、各カラーがよく使われる定番カラーですと(黒紺白赤黄など)、せっかく3つのカラーを組み合わせても、悪く言えばよくある配色に落ち着きがちです(良く言えば、メインカラーが映える組み合わせであり、野球ユニフォームの王道です)。
トリコロールにはもうひとつの顔、つまり意外性のある組み合わせもあると思います。それにはまず、意外性のあるカラーを1つひょいと入れてします。最初に入れてしまうのがポイントです。最初に定番カラーを使ってしまうと、あとにどんな奇抜な色でもそれなりの配色にまとまってしまいます。そこで、たとえばケリーグリーン色。しばしば採用されるグリーンやダークグリーンではなく、明るいグリーン・黄緑色です。これに似合うカラーは何かなと探すと、これまた落ち着きのある配色になってしまいますので、さらに意外性のある紫色を組み合わせてみます。黄緑と紫。ここままでかなり奇抜かもしれません。最後にもう1つ加えるとすると、こまで来たので締まりのある黒色も似合ってくるかもしれませんが、茶色や黄土色なんかも魅力的かもしれません。黄緑*紫*茶。こうした組み合わせは、意外性のあるコンビですが、3色カラーの醍醐味とも言えます。
 
 

2009年2月9日(月曜日)
「明暗、濃淡、赤青」

 
野球ユニフォームに採用されているカラーには色々あります。ある特定のカラーでも色の幅があるものです。たとえば赤でも、普通の赤、濃い赤、明るい赤と大まかに区分しても3種類あります。このように、色を区分・把握する方法としては、まず「明暗」で分けると明確です。そのカラーを暗くするとどうなるか、明るくできなかは常に考えられることです。
それから次に「濃淡」。鮮やかさ・彩度の軸でもあります。たとえば赤を薄くしてゆくと、ピンクになり、やがては白になってゆきます。同じ系統のカラーと言えますが、変化が大きくなるにつれ別の色とも言えます。
そして「赤青」の寄り具合もあります。たとえばエンジには赤よりのエンジと、青よりのエンジがあります。黄色を赤寄りにするとオレンジに近づき、青寄りにしてゆくと黄緑色に入ってゆきます。
こうしたカラーの見方は、本当に微妙な色合いにこだわる場合には有効です。それから、ウェアとマークでの色あわせ、ことなるメーカ間での色あわせの時にも役立ちます。
 
 

2009年2月6日(金曜日)
「ジュニア用マークは小さめ」

 
ジュニア用ユニフォームの胸マーク、背番号、袖マークは、大人用の時よりも1割から2割程小さくします。大人と子供では体格がちがうので、ウェアの大きさがちがうのは当たり前ですが、それに連動してマークの大きさも変わってきます。
ちなみに大人用の小さいSサイズと一番大きい方のXOサイズとでは、ウェア本体の大きさが相当がちがっていますが(=大人と子供ぐらいちがうと言える)、マークは同じ大きさのものを取り付けます。基本的なルール上、マークの大きさは、サイズがちがっても同じチーム内では同一のものを付けるためです(大人/ジュニアの区別はOK)。プロ野球でもこれは同様で、よくよく見てみると、がたいの大きい選手のマークはやけに小さく見え、小柄な選手のマークはずいぶんと大きく見えます。
 
 

2009年2月5日(木曜日)
「ずっとドキドキワクワク」

 
新しい野球ユニフォームなら、出来上がって初めて見たときは、どんなチームの誰であってもきっと喜び驚くことでしょう。しかし、その後の練習、試合でも、ずっとそのドキドキワクワクが続くかというと、それはなかなか難しいことです(野球ユニフォームにかぎらずどんな製品にも言えることですが)。でも、そのチームのためだけに作るという性格の野球ユニフォームなら、その可能性があるのではないか、それを目指して作るのが楽しいのではないか、と思います。着るたびに喜びを感じる、気合が入る。そんな野球ユニフォームが理想かもしれません。
 
 

2009年2月4日(水曜日)
「価格を見ないで検討する」

 
野球ユニフォーム作りでは、価格・金額はもちろんたいせつな事柄です。しかし、まずは価格をいっさい見ないで検討してみる、ということも意味のあることです。価格がちょっと高いだけなのに、目をくれなくなってしまうこともあります。デザインや機能を検討をしているつもりが、いつのまにか価格の話だけになっていることもあります。価格というのは本当に人の目をひく力が強いのです。
ですから、とりわけ、今回のユニフォーム作りでは本当に満足できるものを作りたいと思っているチームにとっては、価格ぬきでまずは自由に考えてみるということが有効です。人は単に安い物を買ったから満足するのではなく、価格に見合った内容のものを買ったから満足できるのだと思います。まず内容を見る・知る、そして価格もあわせて考える。そういう流れが有効なケースも多々あります。
 
 

2009年2月3日(火曜日)
「特注キャップの天ボタン色・穴かがり色」

 
特注キャップでは、帽子の天ボタンや穴かがりのカラーを自由に選択できます。帽子本体部のカラーとは変えることで、キャップ全体のアクセントとなります。しかし必ずしも天ボタンや穴かがりのカラーを変える必要はありません。傾向からすると、
(1)天ボタンのカラーを変えるチームはとても多いです。
(2)穴かがりのカラーは帽子本体と同じままというチームが半分近く、天ボタンの色とそろえるチームが同じく半分近くといったところでしょうか。
(3)天ボタンは帽子本体と同じで、穴かがりだけ色を変えるというケースはとても少ないです(これはこれでなかなか良いデザインですが)。
(4)天ボタンも穴かがりも帽子本体のカラーとは変えて、しかも天ボタンと穴かがりのカラーを変えるというチームは少ないです。
穴かがりの色を変えると一般に、厳つい雰囲気が増します。スマートさが追求される昨今ではあまり穴かがり色を変えないのかもしれません。日米のプロ球団でも、天ボタンだけ色を変えるというパターンが多いです。
 
 

2009年2月2日(月曜日)
「裏メニューの存在」

 
カタログには記載されていなくても、実は存在するアイテム、実は製造できるアイテムやカラーというものがあります。もちろん、あれもこれもできるわけではなく、本当に極限られたケースについて当てはまります。料理屋さんの裏メニューのようなもので、常連さん(=販売店)なら知っています。しかし頼める人(=販売店)が限られている場合もあります。気になるアイテムがあれば、「できなさそうだけど、聞いてみるだけ聞いてみるか」という軽い気持ちで、遠慮せずに販売店に聞いてみるとよいでしょう(なおメーカに直接たずねても公式的な答え=「カタログに記載されていないことはできません」がかえってきます)。

 
 
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