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はじめての野球ユニフォーム作り
〜スピリットをかたちにする〜

背番号編



2011年8月31日(水曜日)
「胸番号の配色を変えるのはあり」

 
マーク配色は、胸マークと背番号、胸番号で、同じにすることが多いです。箇所がちがうからといって無闇に配色を変えてしまうと、全体としてちぐはぐな印象になってしまいます。
けれど、胸番号の配色を変えるのはあり。サブカラーを主役にしてもよいと思います。たとえば、胸マークがレッド数字*ホワイトふち*ブラック影となっている場合に、胸番号はブラック数字*ホワイトふち*レッド影とするといったことです。胸番号という限られた箇所、胸マークよりも小さな箇所で、サブカラーを引き立てると、シャツ前面でのバランスがとれてきます。主役は胸マークの文字色、準主役が胸番号の数字色。
背中の番号(背番号)で、胸マークの配色と変えてしまうと、これはちがった意味合い・印象になってきてしまいます。背中は背中だけで見るため、背番号の配色=チームカラーの印象となります。背番号の配色は、胸マークに準じるのが王道と言えるでしょう。
 
 

2009年7月21日(火曜日)
「番号書体は限定されている」

 
番号書体は、決められた書体の中から選ぶ必要があります。1チーム毎に新しい番号書体を設けるわけにはゆきません。
対して胸マークや帽子マークは、各チーム毎の書体・デザインにすることもできます。なぜかと言うと、チーム全員が同じロゴを使うので、効率性・大量生産の原理が働き、費用・価格が見合ってくるからです。
しかし番号書体は、最低でも「0」〜「9」までの10種類のデータを作成する必要があります。さらに1桁と2桁の区別、背中用と前番用も設けると、最大で40種類のデータを作成する必要が出てきます。1チーム毎に新しい番号書体に対応すると、胸マーク等のロゴと比べて最低でも10倍以上の価格をつけなければ見合ってきません。そうなると番号を付けるだけで万単位の請求・費用が発生してきてしまいます。
 
 

2009年6月10日(水曜日)
「番号換え」

 
今付いている背番号を取り外して、別の数字を取り付けること、つまり背番号換えはできます。たとえば「10」を「5」にしたいといったご要望です。
ただし刺繍(縁取刺繍、直刺繍、チドリ掛け)で付いている場合には、技術的に不可能な場合も出てきます。刺繍というのは文字通り生地に糸で縫いつけるわけですから、そもそも取り外すということは想定していないわけです。取り外せば、縫っていた痕が残りますし、場合によってはシャツ生地等に穴が空いてしまいます。また、取り外す作業自体も時間・労力がかかります。いっそのことシャツ全部を作り直していただいた方が安く済むという場合も出てくるほどです。
安い・高いで言えば、番号換えは無駄が多いと言えます。ただ、番号だけを取り替えてシャツを永く使おうという観点からは、物を大事にするというエコの思想があります。
 
 

2009年3月16日(月曜日)
「ジュニアは背番号なし」

 
ジュニア用ユニフォームには通常、背番号を付けません。学生野球でも同じです。草野球とちがって、試合に出るメンバーがそれぞれゼッケンをつけるので、背番号無しでシャツを作ります。
 
 

2009年1月22日(木曜日)
「いろいろな背番号」

 
広い意味での背番号とは、選手ひとりひとりに割り当てられた数字のことです。とくにシャツの背中に付ける番号を、狭い意味での背番号と呼びます。シャツ前面の胸マーク下に取り付けるのは胸番号と呼びます。これら背番号、胸番号のほかにも、いくつか背番号を取り付けることができます。
袖番号: 文字通りシャツの袖に取り付けます。大きさは胸番号と同じぐらい(高さで約8cm)が多いですが、意図的に小さめに(高さで約5cm)とすることもあります。
胸上部番号: 通例とはちがって、胸マークの上側に(=鎖骨のやや下側に)取り付けます。胸マーク書体によっては、この方がしっくり来ることもあります。
腰番号:パンツの左腰部に高さ5cmほどの番号を取り付けます。一時期は大分流行りましたが、今ではほとんど見られなくなりました。
帽子番号:帽子本体の側面または背面に、高さ3cmほどの刺繍を入れます。
 
 

2008年11月17日(月曜日)
「おもたい3色背番号」

 
背番号の3色づかいはおおむね、印象がおもたいです。番号書体にかかわらず、2色や1色の方がシャープです。番号はマーク面積が広いので、もともと威圧感がありますが、3色になるとその方向性がいっそう強まるからなかと思います。胸マークが3色のとき番号も3色に合わせることが多いと思いますが、あえて番号は2色や1色にするのもよいと思います。
 
 

2008年10月6日(月曜日)
「記憶に残る番号書体」

 
ユニフォームのデザインで、記憶に残る意外性をもつのが番号書体です。とても細長かったり、横広だったり、あるいは尖っていたりすると、記憶に残りやすいです。プロでも草野球でも番号書体にこだわるチームは多いとは言えず、無難な番号書体が選ばれることが多いです。これはきっと未来永劫変わらないでしょう。そういう状況の中で、変わった(ちょっと変わった程度ではだめで、とても変わった)番号書体を採用するとユニークなチームとして印象に残ります。
 
 

2008年10月2日(木曜日)
「胸番号の位置」

 
胸番号の位置は、胸マーク書体によります。
両胸マークの時は一般的に、むかって右下に取り付けます。右上がりの胸マーク書体ではとくにすっぽりと決まります。胸マークがアーチタイプの書体ですと、ちょうど胸マークが下がってきたところに胸番号が位置してしまうので、注意が必要です。場合によっては胸マークの上方、つまり左鎖骨下あたりに取り付けてみるのもよいかもしれません。
片胸マークの時は、胸マークが通常左胸につきますので、胸番号は反対の右胸に取り付けます。上下位置は胸マークよりやや下側、つまりみぞおちぐらいに取り付けることがほとんどです。
胸番号は、伝統的に・一般的に取り付ける位置が決まっていますが、胸マークとのバランスを考えつつ、あえてずらしてみると斬新なデザインを生み出せるかもしれません。
 
 

2008年9月25日(木曜日)
「ゼッケンで多い『30』『10』」

 
草野球チームでもゼッケンを作ることがありますが、たいてい「30」「10」です。多くの大会等規定で「30」は監督、「10」は主将と定められており、ゼッケンを付けることでチームの中の誰かがその役を担えるようにするわけです。逆に言うと「30」「10」は、背番号数字としてはあまり人気がないのかもしれませんね。たとえば「1」「3」「5」「7」「18」「24」「47」「51」等と比べると、監督・主将という役付けがないと選ばれないのかもしれません。
 
 

2008年9月2日(火曜日)
「小さな背番号、レトロ」

 
数十年前の背中・背番号は、高さで18cm大を採用するチームが多いようです。現在の高さ約20cmのものと比べて、一回り小さくなっています。背番号を小さくするとレトロな雰囲気を演出できます。
胸番号に関してはおおむね今と同じ大きさのようです。
 
 

2008年7月18日(金曜日)
「胸番号の大きさ」

 
胸番号の高さは8cm前後です。その「前後」が問題です。胸番号のようにもともと小さいマーク箇所にとっては、高さで1cmちがえば、ずいぶんと全体の印象が変わってきます。
一般的には8cm前後ですが、プロ球団の中には6cm程、10cm程を採用する球団もあります。胸番号が大きいほどパワフル感が出ますが、ゆきすぎると胸マークをそいでしまいます。胸番号が小さいほどシャープな印象になりますが、ゆきすりぎるとシャツの前面全体が弱弱しくなってしまいます。
(番号書体によっては横広のものがあり、この場合、標準高さが8cm前後ではなく6cm前後に予め設定されている場合があります)
 
 

2008年7月7日(月曜日)
「胸番号の必要性」

 
胸番号を付けるチームは35%前後です。数年前までは50%を上回っていましたが、年々減っているように観察されます。
この傾向の大きな背景としては、限られた予算があると思いますが、もうひとつは、胸番号を付けることは義務ではないという認識が広まりつつあるのかなと思います。一部の大会・リーグをのぞいては胸番号を付ける必要性はなく、あとは各チームの好き好きです。しかし胸番号を付けることが義務だと思っているチーム様が数年前までは少なくなかったと思います。
デザイン上(とくに胸マークとの関係において)、胸番号のない方がカッコ良くきまるケースもあります。もちろん逆に、胸番号のあった方がデザインにまとまりが出る場合もあります。
 
 

2008年6月19日(木曜日)
「番号の1桁2桁」

 
番号の1桁2桁は、基本的にマーク加工代が一緒です。「1」と「99」がなんで同じなんだという素朴な疑問はありますが、しっかりとした理由もあります。
1桁と2桁でちがうのは、その幅・太さです。1桁の方が3〜10%ほど横に広いです。1つだけの数字でもしっかり立つように、存在感があるように、というねらいがあります。
 
 

2008年6月12日(木曜日)
「番号書体の分類」

 
番号書体の形・デザインを大きく分類すると次の7つになります。
(1)ブロック型:角々したデザインで、角型が一番有名。クセが少なくいろいろなユニフォームに合わせやすい。
(2)フルブロック型:ブロック型の所々に出っ張りが付いて、より厳つい印象になっています。広い意味ではブロック型に含まれる。
(3)丸型:角が丸い書体、ブロック型の対極と言えます。
(4)イタリック型:斜変形されている書体。変形されていなければ、たいてい丸型に属するようなデザインが多いです(逆に言うと、ブロック型はイタリックにするとかっこ悪いことが多い)。
(5)シャープ系:角が尖っている書体。あまり多くの種類がない(人気が低いのでラインナップが少ない)。
(6)ユニーク系:上記のどれにも属さないが、野球向け番号書体としての完成度が高い。太いところと細いところのメリハリがしっかりしていることが多い。
(7)ファンシィ系:POPな印象、面白さ・楽しさを明らかに追求している書体。曲線が多かったり、縦か横に異常にいびつだったりする。あまり野球では採用されない。
 
 

2007年12月27日(木曜日)
「背番号は主張する」

 
背番号というのは、選手を識別するための記号ですが、野球ユニフォームにとっては重要な要素です。とくに背中に付ける狭い意味での背番号は、印象作りに少なからぬ影響を与えます。背番号は顔よりも広い、というわけです。
背番号の書体は、胸マークと同じような方向性で選ばれる時もあれば、あえて印象を変えてみる時もあります。たとえば胸マークがシャープな書体だったら、番号書体もシャープにそろえるのもよし、あるいは力強い番号書体にするのもよし。カラーについても、胸マークとそろえる時もあれば、意図的に変える時もあります。
しかしやはり、背番号は主役ではないように思います。背番号が書体にせよカラーにせよ、あまりにも目をひくものであると、ユニフォーム全体のバランス、胸マークの重要性を損ねてしまうので、注意が必要です。

 
 
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