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はじめての野球ユニフォーム作り
〜スピリットをかたちにする〜

2009年12月



2009年12月24日(木曜日)
「テスト販売はできるか?」

 
野球ユニフォームは、追加注文への対応(=大量の在庫をもつリスク)を考えると、商品ラインナップ・デザインの種類を増やすことにメーカは躊躇します。実際に販売してみて、あまり売れないモデルだからといって、すぐに廃番にするわけにはいかないのです。もちろんメーカも、社内検討や市場アンケート等をしっかりしていると思いますが、それでも当たり外れが出てしまうものです。
たとえば、食品・料理の世界ではテスト販売というものが日常的です。まずければ売れませんが、次回から作らなければいいのです。おいしくて売れるのであれば、ちゃんとした新商品として販売する。
たとえば、自動車の世界ではテスト販売はほぼ不可能です。モーターショー等を開くことで市場の反応を推測することはできますが、テスト販売といったレベルになると半端な規模の生産となるためにコストがかかりすぎます。
野球ユニフォームの世界はどうか。小規模のテスト販売をするだけの生産小回りは効きますが、追加分のことまで考慮すると、それなりのコストがかかってしまいそうです。ここをクリアできるかどうか。追加注文への対応がしっかりしていないと、ユーザとしても我がユニフォームとしては検討を進められないでしょう。
 
 

2009年12月22日(火曜日)
「ファッションは目まぐるしく」

 
ファッションの世界は目まぐるしく変わってゆきます。1年毎に、季節ごとに、どんどん新しいアイテムが生まれてきます。これはもう人の性(サガ)です。
そうしたファッションの世界の要素を野球ユニフォームも持っています。1年毎にどんどん新しいアイテムが生まれてくる。そうでないとワクワクできない。メーカとしてはラインナップをおさえたいかもしれませんが、それがかえってそのブランドの力を失わせることになってしまいます。
 
 

2009年12月21日(月曜日)
「金額が見当つかない原因」

 
野球ユニフォーム作りで、ユーザの皆さんはなかなか金額の見当がつかないと思います。1,000〜2,000円前後するのは、もう大当たりです。希望予算より10,000円以上くいちがっていることなど日常茶飯事です。
この原因・責任は、やはりメーカや販売店にあるのかなと思います。カタログを開いていただければ分かりますが、たいてい「マーク代は別途」と記載されていて、「じゃあ、いったいこのユニフォームを手にするのに、いくらかかるのか」ということがさっぱり分からないからです。たしかに、受注生産でオリジナル性が強い世界だというのは分かりますが、あまりにも非公開過ぎるかもしれません。少なくともモデル価格というものがもっと公開されてもよいかなと思います(反省をこめて)。
 
 

2009年12月18日(金曜日)
「我が子のこころ」

 
自分でユニフォームのデザインを考えることができると、どうしても自分で考えたデザインで作りたくなるものです。一応いくつか候補を作って、みんなに見せて、投票で選んでもらって、いざ自分の好きな候補にならなかったら、正直なところ落胆ものだと思います。そんな時は、こう考えてください。このデザインは生まれてきた子供なんだと。その子の顔や性格まで決めて誕生させることはできない。これからできることはどう愛するか。
 
 

2009年12月17日(木曜日)
「メーカの実力も、チーム次第」

 
各ユニフォーム・メーカには得意なこと、不得意なことがあります。たとえば機能性がよいとか、納期が早いとか、特注が安いとか、展開カラーが多いとかいうことです。自分たちがユニフォームに何を求めるのか、それにあったメーカを選択する目をもちたいものです。残念ながら、すべての要望・需要を満たすメーカは存在しません。得意なことがあれば、その反面、不得意なことも出てきてしまうのは世の常です。たとえば機能性が本当に良いメーカ・製品なら、やはり素材や縫製にお金をかけるので金額が高くなる傾向があったりします。しかし、その金額が高いという一般的なデメリットを克服できる・気にしないチームというものもあるのです。イエロー色やオレンジ色などの珍しいカラーを扱わないという一般的なデメリットも、チームカラーがブラック色であるチームにとっては関係がありません。どんなに早い納期を誇るメーカでも、いつも余裕をもって注文するチームにとってはあまり魅力がありません。
 
 

2009年12月16日(水曜日)
「単にかっこいいではなく」

 
最近のプロ球団の新しいユニフォームを見てみると、単にかっこいいかだけではなく、その球団の伝統にのっとているかどうか、コンセプトに合っているかどうかといった点も十分考慮しているのだなと思います。単にかっこいいかだけでは、もう物足りない時代なんだなと思います。それはきっと草野球チームでも求められていることだと思います。
 
 

2009年12月15日(火曜日)
「情熱はあるか」

 
気恥ずかしい話ですが、野球ユニフォームを作ることに情熱はあるか。満足ユニフォームを作ることができるかどうかは、もうこれに尽きる気がします。デザインでも、機能性でも、価格でも、納期でも、サポートでも、野球ユニフォームにかかわるあれこれに対して真摯に向き合って情熱を注いでいるか。人類が月に行くよりはきっと簡単です。
 
 

2009年12月14日(月曜日)
「考案ブレイクスルー」

 
野球ユニフォームの醍醐味のひとつは、デザインをいろいろと検討すること。考えに考え抜いた方がやはり納得・満足のゆくユニフォームにできあがることが多いです。考え抜くということのひとつの目安は「もうダメだ、これ以上の案は出ない」「う〜ん、どうも行き詰まってしまった」という状態にまでもってゆくことです。そこにこそ壁があり、それを突破できると、本当にすばらしいデザインになってきます。
 
 

2009年12月11日(金曜日)
「簡単と省略」

 
野球ユニフォーム作りは、意外と面倒なことも多いのは事実です。ウェアの色や形、素材を選び、マークの書体、配色を決める。ウェアとマークのデザインバランスをととのえる。金額や納期についてもつめておく。
こうした面倒なことを解消・軽減しようとして、数年前からメーカ主催のユニフォームセット、特別パッケージが販売されています。良い意味での簡略化を進めたと言ってもよいでしょう。しかし果たして影響はそれだけだったのか。そうした面倒事によってしかできあがってこなかったものが失われてしまったのではないか。ユーザや販売店、メーカがそれぞれやるべきことを単に省略してしまったのではないか。この視点はこれから省みるべきだと思います。
 
 

2009年12月10日(木曜日)
「立衿シャツが増える」

 
立衿シャツの需要が、ここ1年でぐんと伸びました。定番品のラインナップはまだまだ少ないので、再来年あたりは増えてくるかもしれません。特注・別注での対応であれば、ほとんどどのメーカでも対応可能ですが、学生野球モデルになってしまうのが限られた需要にしか向いていません。しかし現在でも、定番シャツにオプションとして立衿を付けられるメーカもあり、そうすると一気に選択肢が広がります。
 
 

2009年12月9日(水曜日)
「草野球で初めて作る」

 
野球ユニフォームを自由に作る・選ぶという行為は、草野球になって初めて経験するという人も少なくないと思います。むしろ圧倒的と言えるかもしれません。少年野球や学生野球の時代は、決まったユニフォームを買うだけ。デザインや素材、金額について口をはさむ余地などありません。ある意味与えられたユニフォームであって、好き嫌いはあってもそれについて深く考える必要はなかったわけです。草野球になると、自分たちで用意をする自由と、そして手間が手に入ります。
 
 

2009年12月8日(火曜日)
「どれくらいの選択肢が必要か」

 
デザインや素材等を選ぶときに、どれくらいの選択肢が必要でしょうか? 2つでは絶対に不足していて、最低でも3つは必要。しかし5つより多くなると、かえって迷ってしまうというケースも出てきます。しかし、その5つ以下という選択肢がよく吟味されたものでないと、納得できない可能性というのも高くなってしまいます。できれば20種類ぐらいをざっと(本当にさらっと)検討してみて、それから3〜5つに絞る。それをメンバーみんなでさらに絞り込む。
 
 

2009年12月7日(月曜日)
「強さとデザインは別」

 
野球ユニフォーム作りでは、プロ球団のデザインを参考にすることが多いですが、人気のある球団とそうでない球団というものがあります。生粋の球団ファンが多く集まったチームをのぞけば、そのプロ球団が強いか弱いかで選ばれているのではなく、そのプロ球団のユニフォームのデザイン性が好ましいものであるか否かで選ばれています。おそらく、10年間ずっとシーズン優勝したとしても、ぜんぜん不人気だというユニフォーム・デザインも存在することができます。たとえ毎年リーグ最下位のチームであっても、あるいはメジャーリーグのようにあまり順位にまで馴染みがないチームであっても、とにかく多くの人がかっこいいと思うデザインというのは、それだけで参考スタイルになってきます。
 
 

2009年12月4日(金曜日)
「スケジュール管理が苦手ならば」

 
野球ユニフォーム作りは納期が大事。試合に間に合うよう段取りを組まなければなりません。スケジュール管理が苦手ならば、得意なメンバーに任せるとよいでしょう。人には得手・不得手があります。まず安全だと言えるのは、とにかく使用日の2ヶ月前から着手し始めることです。
 
 

2009年12月3日(木曜日)
「参考スタイル以上」

 
本当にファッション・センスのある人は、有名人や雑誌や流行のスタイルなど真似ずに、自分独自のスタイルを作り上げているものだと言います。野球ユニフォームでもそれは同じかもしれません。見たことがないデザインだけれども、人を魅了してやまないデザイン。
 
 

2009年12月2日(水曜日)
「好嫌と優劣」

 
デザインは好き嫌いの面が大きいですが、優劣の面もあります。人が好き嫌いをどう感じるかということにはある程度の法則性があり、その法則性を上手く使うことができているかはデザインの優劣だと言えます。
野球ユニフォームのデザインにおいても、好みの面が大きいとはいえ、メンバーや応援者にどれだけ気に入ってもらえるか、あるいは相手チームに強そうに思わせるかは、デザインの優劣によるところもあるのです。
 
 

2009年12月1日(火曜日)
「年賀状と納期」

 
いつもは翌日か翌々日に届く郵便物が、年賀状となると1週間ほど早く出さないと元旦に届けることができません。時期によって集中するのだから、仕方がないかと言える面もあると思います。野球ユニフォームの納期も同じようなところがあって、春になると年賀状と同じようにゆとりを持つことがたいせつになってきます。春と冬の需要の差というのは、最低でも2倍のひらきがあって、これを完全に克服しているメーカ・販売店というのはちょっと見かけません。ユーザの立場としてできることは、(あきらめではなく)とにかく余裕をもつことです。

 
 
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