『bluebook_project』vol.3の開発ノート

vol.3の開発ノート

約360KBです。
ダウンロードにはブロードバンドで約1秒、
遅い通信環境でも約2分です。

bluebook project vol.3 "フェザー"

概要： 初のグランドコートのイメージ・シミュレーションです。デサントのカスタムオーダ専用システムです。
開発経緯： デサント製コートのカスタムオーダが2005年に全面改訂されました。その特徴のひとつは、パーツひとつひとつのカラーを決めてゆくのではなく、「カラーコード」と呼ばれるおすすめデザインパターンで注文・制作することです。自分で好きに選ぶ自由は制限されますが、迷いやすいカラーオーダを簡単にしてくれる面もあります。
そのカラーコードですが、メーカー・カタログではすべてのカラーコードの画像が記載されていません。それを補う必要性があると決めたのが開発の第１歩です。その方法として、ホームページ上で１点１点画像を作成しご案内するという手法もありました。けれどカラーコードの合計は1,600を超え、その画像を作成するのは大仕事です。シミュレーション・システム化した方が作成・開発が早いと見込みました（実際作成してみてその通りでした）。
また衿や袖などのジャージ、マーキング、比較表示の機能なども同時にサポートしてみたいと考えました。これらは固定されてしまう画像データではサポート不可能な領域で、シミュレーションの力を大いに発揮できると考えました。
開発後記： シミュレーション・システムの核は前作とほとんど変わず、目新しい機能はほとんどありません。本体カラーはカラーコードを選ぶだけになったので、これはこれで簡単でよいかなと思います。1600以上のコート画像をダウンロードすることを考えると、このシステムでは2～3個分のデータ容量で済むので、そこがもっとも優れていると自己評価しています。
コートが着用風に表示されるので、立体感は前作と比べていくらか増しました。素材感はこの大きさの画像ではなかなか表現できないので割愛しています。
操作・編集パネルはあいかわらずゴチャゴチャと詰め込み過ぎた感があります。もっと初心者にやさしく「STEP-1」「STEP-2」～とすることもできましたが、操作になれてくるとかえって面倒なので前作のスタイルを継承させました。

vol.3b で追加・改善された機能
コート本体の追加（4種類、411色）
vol.3 のおもな機能（2005.10.14）
コート本体の選択（5種類）／カラーコードの選択（1624色）／カラーコードの検索制限／ジャージおよびマークのオプション設定／視点の切替／背景テーマ選択／メモリィコード

＊イメージ上のカラーや形状等は、実際のウェアやマークと多少異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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