【チドリ掛け付け】 専用のマーク生地に、ネイビー・ブルー・ホワイト・レッドの染料を昇華させ、赤糸のチドリ掛けで取付けてあります。 |
【縁取り付け】 専用のマーク生地に、エンジ・ホワイトの染料を昇華させ、金糸の縁取りで取付けてあります。 |
【関連ページ】 マーク単価表 昇華マーク用の 番号書体 ワッペン応用 マーク生地 |
「昇華マーキング」とは? お客様チーム毎にマーク生地を染めあげ、それをマーク加工に用いる技術です。 シャツ等への取付け方法には2種類あります。「チドリ掛け付け」「縁取り付け」です。 『デサントDESCENTE』で「インクジェットマーク」と呼ばれている技術とほぼ同じです。 従来のマーク技法とのちがい (1)自由! デジタルベースのデザインなので、これまでとは次元のちがう自由な形・色を表現できます。従来のマークでは3色表現がほぼ限界でしたが、4色や5色、グラデーション、グラフィック表現なども可能になります。 (2)軽い!薄い! 多色表現をしても、マーク生地が1枚ですみます。軽く薄いマークに仕上げられるのが魅力です。これまでは、たとえばチドリ掛け2重であればマーク生地を2枚使いました。その分重さや固さが増してしまいました。 (3)低価格! マーク生地が1枚であるので、原材料費をおさえることができ、その分単価も低く設定できました。多色表現でも、従来の1色マークの時とほぼ変わらないお値段で加工することも可能です。 |
マーク配色の応用例 | ||||
(基本の3色) |
従来にない珍しいカラー |
インナーライン付き |
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横グラデーション |
縦グラデーション |
斜めグラデーション |
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放射状グラデーション |
多次元グラデーション |
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3色影 |
4色 |
4色影 |
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5色 |
テーマ模様入り |
パターン模様入り |
詳しい技術的な情報 |
「チドリ付け」と「縁取り付け」の使い分け (1)風合いは、チドリ掛け付けの方が渋く落ち着いていて、縁取り付けの方が立体感・豪華さが出ます。 (2)チドリ掛け付けの方が単価が安いので、ご予算が限られている場合には特にオススメです。縁取り付けと比べて1,000〜3,000円ほど価格をおさえることができます。 (3)縁取り付けでは、金糸と銀糸を使えるのが特長です。金や銀の光沢感は、昇華技術だけでは表現しずらいのです(単なる黄土色やグレー色に見えがち)。縁取り付けであれば、これまで通りの金糸・銀糸表現ができます。 取付け法はさらに細かく4つに区分されます。 左から「チドリ掛け1重」「縁取刺繍1重」「チドリ掛け1重+影」「縁取刺繍1重+影」です。 ベースとなるマーク生地は? 昇華技術はまだ成長途上ですので、マーク生地の種類は限定させていただきます。 野球ユニフォーム向けとしては現在、「サテン」生地(シルク生地)または「クロス」生地(ただしクロス生地は縁取刺繍の場合のみ採用可能)の2種類に対応しております。 (ご参照:マーク生地の種類) 耐久性や洗濯は大丈夫? 表面的なプリントとはちがい、特殊な技術によって、染料をしっかりマーク生地に染みこませます。そのため従来のマーク生地と変わらない美しさや耐久性があります。通常のご利用であれば色落ちしたり、他の衣類に色が移ってしまうことはありません。 (昇華マークは高温が苦手です。炎天下の車内に放置したり、タンブラー乾燥機をご利用されると、色落ち・色移り等の原因になります。ご注意ください。) 「直昇華」とは? シャツ等に、マークの染料を直接的に染み込ませます。プリントという表現よりは、染め上げという表現の方がしっくりくるほど美しいです。 ただしシャツ等の素材が、ホワイト色で、かつ平坦なポリエステル100%の時のみ可能です。 直昇華については現在まだ試験中です。2009年頃に導入する予定です。 |