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実例アドバイスその1
背面デザインを工夫する


図1
図1:原案デザイン
配色そのものに問題はありませんが、チームカラーのグレー色が引き立っていません。
インパクトに欠けていた
当初、お客様の考えでは「背番号、背ネーム=それぞれ白*グレー縁取」でした(左図1参照、シャツは黒色)。
胸マークの配色が「グレー*白縁取」なので、背中のデザインはそれとは変えてみたいというお話でした。ただ、少し迷いや不安があったご様子で、スタッフにイメージ作成と意見をお求めになりました。
さっそく「背番号、背ネーム=白*グレー縁取」の背面イメージを作成してみました。たしかに、これならばシャツ前面とは異なった雰囲気が出ていますので、お客様ご希望の方向に沿っています。
ただチームカラーが白色ではなくグレー色でしたので、この背面デザインではユニフォーム・トータルとして考えると惜しい気がしました。
 
図2
図2:提案その1
チームカラーのグレー色を主役にしたパターン。
胸マークに合わせ、さらにアレンジする
その次に「背番号、背ネーム=それぞれグレー*白縁取」も作成してみました(左図2参照)。これならば、グレー色が主役になって力強い印象があり、チームカラーとも合いました。ただ、シャツ前面の配色と同じになってしまうので、お客様に気にいっていただけるかは疑問でした。
そこで、背番号と背ネームの配色を別々にするというアイデアを採用してみました。「背番号=グレー*白縁取、背ネーム=白色のみ」です(左下図3参照)。背ネームが白色のみになるのでアクセントになります。
以上三つの背面デザインをご用意しました。あとはお客様のお好みで選んでいただくだけです。
 
図3
図3:提案その2
背ネームを白一色とアクセントを付けたパターン。価格も安くできた。
メリハリがつき、しかも安くできた!
そして、最後の「背番号2色、背ネーム1色」のアイデアを評価していただきました。背面デザイン自体にメリハリがある、シャツ前面とはちょっと違う配色が良い、とのことでした。
また背ネームが2色から1色になったため、取付方法を縁取刺繍(2色、@3,500)からチドリ掛け(1色、@2,500)に変更できるようになりました。多くの場合、マークの取付方法はすべてのマーク箇所で同じ方法を利用しますが、別に絶対的なルールというわけではありません。そこで、背ネームのみチドリ掛けに変更してはどうかとご提案しました。これも活用していただき、結果として制作費用を1着あたり\1,000ほど抑えることができました。

 
 
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